210、印鑑証明書を代わりに取得していただきました

2019年06月24日

 野田さん(仮名)の実弟が亡くなり、その弟さんの奥さんから、預金の解約手続きを当支部に依頼いただきました。
 行政書士が収集した戸籍等から、相続人は弟さんの奥さんと、弟さんの実兄弟姉妹と甥姪の合計13名と判明しました。みなさん未亡人となった奥さんが全て相続することに異議がないということで、預金解約書類に署名と実印押印をお願いして、途中まではすんなりと事が運んでいました。

 野田さんからのお返事がなかなか到着しなかったので、確認のお手紙を送付したところ、野田さんの旦那さんから電話がありました。「うちの(野田さん)は、『何もいらない、放棄する』って言っただろうが!印鑑証明書?ないない。今まで一度も実印なんかつくったこともないし、これからも作る予定はない。放棄するのだから、印鑑証明書なんて必要ない!」と半ばお怒りの様子(野田さんは耳が遠いということで、最初電話に出ていただいたが、すぐに旦那さんに替わっていただきました)。そして、暑い夏の間だけ、住民票のある住所から離れた場所で過ごしておられるということでした。

 手続きには、野田さんの印鑑証明書がどうしても必要であることと時間をかけて説明し、野田さんご夫婦も納得されました。ところが、現在滞在中の場所では住民登録していないので、当然印鑑登録ができません。このままでは、解約手続は頓挫してしまいます。あるいは、後日実印登録されたとしても、既に署名押印をいただいた方の何名か分の印鑑証明書が期限切れとなり、再度取得していただかなくてはなりません。

 幸い、野田さんのお嬢さんである安倍さん(仮名)が本来のご住所におられているので、当センターで代理人による印鑑登録と印鑑証明書の入手方を調査し、書式を入手。
記載例などとともに安倍さん宛てに書類を郵送しました。

 約2週間後、野田さんの署名押印済みの書類と印鑑証明書が当センターに無事届き、預金解約手続を終えることができました。

「遺産なんかいらない。放棄するのに何で印鑑証明書が必要なのだ!?」
 普通に考えたらもっともだと思います。また、高齢の女性であれば印鑑登録など今まで取得したことがないということもあるのだと、改めて実感しました。

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