229、代襲相続人となると手続きが煩雑になることがあります

2019年11月11日

渡辺さん(仮名)の叔母が亡くなり相続の手続きを行いたいのですが、
相続人全員が、代襲相続人であり行方も分からない人、
子供の頃から連絡を取っていない人が数名います。
それに祖父が再婚で先妻の子供もいます。どうなりますか?と、
不安を抱えながら思案しておりました。
 早速、相続人確定調査と相続人の現在住所等の調査に入り、
相続人全員の戸籍関係・戸籍の附票等の取得により書類上の被相続人の相続人確定調査は出来ました。
その後、各相続人に通知を行いましたが、相続人の内1人と連絡がとれない状態であり、
現住所へ訪問調査しましたが、引っ越して現住所にはおられませんでした。
 裁判所への相続人不存在提出を行うか検討と準備をしながらも、
定期的に住所取得を行っていたところ、最近住民票を移転されたことが分かり
お会いすることができました。
 祖父の先妻の子にお会いして事情をご説明したところ、
ご本人から相続放棄の依頼があり手続きをおこないました。
 分割協議の時、不動産の価格について相続人間から異議が出ました。
そこで、近隣不動産業者3社からの査定額及び不動産鑑定士からの鑑定額を参考にして、
不動産の価格を算出したうえで、不動産を売却し、
税金諸費用等を差し引いた金額にて分割協議をおこなうこととなりました。
 相続人の窓口となった渡辺さんから、有難う御座いましたとのお言葉を頂きました。
 渡辺さんは、ご自分及び他の方々へ今回の経験を生かし事前対策を進めています。

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