284、多額の資金の行方

2020年12月21日

Aさんは、病気で旦那様を亡くされてから既に半年近くが過ぎました。
 旦那様は不動産・預貯金を有していました。
 Aさんは地域紙で相続手続支援センターのことを知り、電話で初回面談の連絡をしました。
 Aさん自身、癌を患っていて、まさか自分より先に夫が亡くなるとは思っていませんでした。
 事前調査の申込みをして不動産・預貯金の資料を提出しました。
 Aさんの旦那様は、生前預貯金の管理はすべて自分で行っていました。
職業は市役所勤務で、前年に定年退職したばかりでした。
病気が発見されてから、妻であるAさんが、旦那様の通帳管理を始めたとのことでした。
 
給与も退職金も普通預金の通帳に入金されていましたが、入院後、預金の引き出しが頻繁にあり、
その総額は2000万円と多くなっていました。
 実は、旦那様からの勧めでAさんは旦那様の預金を引き出して、Aさん自身の通帳に入金し、
そこから医療費を支出していました。
 詳しく支援センターの職員が調べたところ、定期的なカードの引落としの中に多額な支払いや、
B会社への支出があったのです。
 その後の確認で、「カードの支払いは医療費」ということがわかりましたが、
B会社への支出については、Aさんが旦那様の了解を得て、Aさん自身の名義の車両、
Aさんの子供の名義の車両の購入代金としてそれぞれ支出していたことがわかりました。
 Aさんが預かっていた旦那様の預金は、生活費として使用したと思われる金額を確認しながら、
その残額を相続財産、また、2つの車両の購入代金は相続開始年の贈与ということで、
相続税の課税価格への加算財産になりました。
 Aさんは「夫から指示を受けて行動したため、支援センターから質問を受けるまで
その資金移動について重要性に気が付かなかった」、と話していました。
今後は自分の身体や2人の子供のことも心配で、遺言書を検討する予定です。
 預貯金の管理状況や、その内容把握の重要性を再認識した案件でした。

【無料相談受付中】通話料無料のフリーダイヤル 0120-366-595 今すぐお気軽にお電話をどうぞ。
いまをすてきにすごしているあなたへ、エンディングノート「わたしの歩いた道」
サービスのご案内
相続手続一覧

無料相談受付中 通話無料のフリーダイヤル 0120-366-595

お客様の声

過去の事例

相続支援センター全国ネットワーク

事務局の地図はこちら