300、~生前の「自慢」が仇に~

2021年04月19日

松本さん(仮名)ご夫妻は元教員同士、子宝に恵まれませんでしたが、年金も老後の蓄えも十分あり、悠々自適なシニアライフを送っていらっしゃいました。
 結婚以来、夫の収入で生活の殆どを賄い、妻の収入はほぼ全額老後資金として貯蓄していました。退職後は、夫婦でゴルフや旅行を楽しみ、傍目には贅沢な暮らしぶりだったようです。
子供がいない夫婦は、遺言書が必要なことは重々承知していましたが、共に60代半ばのお二人に、妻の死が突然やってくるとは思いもよらなかったのだと思います。

 相続人は松本さんと妻のお父様。お父様は、ご高齢ではありますが、幸いお元気で分割協議は可能でした。
分割については松本さんが全てを相続することで了承し、早速手続きの準備を進めていたところ、突然妻の2人の弟が横槍を入れてきたのです。
「姉はもっとたくさん(財産)を持っていたはず。お義兄さんは(高齢の)お父さんを騙して姉の財産を独り占めしようとしている!」と。
そしてお父様を言いくるめ、自分達が父親に代わって分割協議に応じると主張し、お父様の実印を預かってしまったのです。

 生前、姉弟間の戯言から夫婦共働きの松本さんの妻は「お姉ちゃん(自分)は○○○○万円持っている。」と弟達に自慢をしていたのだそうです。(しかも相当多めに・・・) 
彼らの「誤解」を解くために、財産一覧の証拠となる金融機関の残高証明、過去からの通帳、証券会社の取引履歴や明細、保険契約内訳、不動産名寄せ、その他可能な限りの資料を提示し、ようやく遺産総額については納得してくれました。
しかし、次に出たのは「自分たち姉弟は子供の頃から何でも平等に分けてきた、姉の遺産も平等に分けることを(姉は)望んでいるはず!」と驚きの主張。

 結局、弁護士を介し協議の末、配偶者と親の法定相続分で分割する事となりました。
 遺言があれば、スムーズな相続ができたはずです。いつその日が来るか分からないので、早めの準備が必要です。

無料相談受付中 通話無料のフリーダイヤル 0120-366-595 今すぐお気軽にお電話をどうぞ。
いまをすてきにすごしているあなたへ、エンディングノート「わたしの歩いた道」
サービスのご案内
相続手続一覧

無料相談受付中 通話無料のフリーダイヤル 0120-366-595

お客様の声

過去の事例

相続支援センター全国ネットワーク

事務局の地図はこちら