307、父親が遺した遺言書

2021年06月07日

父親が亡くなりAさんが相談にこられました。父親が残した財産は、Aさん受取人の生命保険金1,000万円と預貯金2,000万円と不動産1,500万円でした。
母親は父親が亡くなる5年前に亡くなり、相続人はAさんとAさんの弟でした。

Aさんは今まで両親と暮らしていて、ずっと両親の面倒をみてきました。一方、弟は葬儀に出ただけで、長期休暇等も家に顔を出さず、ほぼ音信不通の状態でした。
葬儀も終わり、ひと段落着いたと思いきや突然、弟から相続についての電話がきました。
もちろんAさんは「今まで自分が親の面倒をみてきたのだからできれば弟には相続させたくない」という気持ちがあり、その結果、弟と言い合いになり揉めてしまいました。

Aさんは心身ともに疲れ果てた状態になり「このままだと調停になってしまう」と思った矢先に、父親の部屋から一通の封筒が出てきました。
表を見てみると、それは父親が書き遺した遺言書だったのです。
Aさんは急いで家庭裁判所に持っていき、検認の手続をとりました。
その遺言書には「私の財産をすべてAさんに相続させる」と書かれていました。

弟から遺留分の減殺請求はありましたが、調停をする事なく、無事に手続きも終わり、Aさんも大変喜んでおられました。
相続には無関心だった父親がまさか遺言書を書いているなんて思ってもいなかったAさん。父親に非常に感謝している様子でした。

今回の事例を通して、自分の意思を書き遺して、少しでも家族に安心してもらう為、また、家族で揉めない為にも遺言書を書く重要性を改めて実感させられる事例でした。

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