308、前妻(夫)との間にお子様がいらっしゃる方は遺言を

2021年06月14日

A様のご主人様(X様)が59歳の若さでお亡くなりになりました。
目立った持病等はなく、突然死でした。A様は突然のご主人様の死に、茫然自失のご様子で無料相談にお越しになりました。
X様の主な相続財産はX様のお父様から2年前に相続したご自宅です。A様と中学生のお子様(B様)、X様のお母様の3名で同居しています。

X様のお父様の相続の際に、二次相続を考えてX様のお母様ではなくX様に移転登記をしたばかりでした。X様がこんなに早くにお亡くなりになるとは誰も思っていなかったのです。

X様は再婚で、20年以上前に別れた前妻との間にもお子様が二人(C様、D様)いらっしゃいます。相続人は妻A、子B、前妻との子C及びDの4名です。相続で不動産の名義を書き換えるには、相続人全員で遺産分割協議が必要となります。自宅をA様名義にしようとしても、C様とD様にご協力いただかなければなりません。
しかし、C様、D様の連絡先が分からない状況でした。もちろんX様がお亡くなりになったことも伝わっていません。
当センターで調査した結果、C様、D様のご住所が分かりました。

まずはA様よりお手紙でX様がお亡くなりになったこと、相続手続にご協力をお願いしたいこと等をお伝えしていただきました。
しばらくして、C様、D様ではなくその叔父に当たるという方から返事がきました。
その内容は、相続手続より前に、養育費が一部未納なので、先にそれを支払ってほしいというものでした。10年以上前の養育費を持ち出すなど、相続手続に対して容易には協力していただけない状況です。相続手続への協力をお願いする立場上、債務の存否を争う、消滅時効を援用するなどの主張もできず、A様は対応に苦慮することとなってしまいました。

A様やB様へ相続させる旨の遺言があれば、このような場合でも、C様、D様に協力をお願いすることなく名義変更手続きを進めることができます。
C様、D様は遺留分の主張をすることが可能ですが、自宅不動産以外の財産から遺留分相当額を相続させる旨の遺言を遺すなどの配慮があればなおよいでしょう。
 
前妻(夫)との間にお子様がいらっしゃる場合など、遺産分割の難航が予想される場合は、遺言を遺すことが大切です。

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