333、単元未満株式の相続手続き

2021年12月13日

平成25年に母親が亡くなったので相続の手続きを相談したいということで、当センターに村山様(仮名)が来られました。無料相談において、銀行預金、有価証券、不動産などヒアリングをし、また、持参いただいた書類を確認して必要な手続きを洗い出しました。
 
すると、有価証券には単元未満株式があることが判明しました。
通常、上場株式であれば、証券会社で相続する人の口座を開設して移管してもらえば手続きは完了しますが、単元未満株式については、信託銀行が管理していることがほとんどですので、信託銀行に対して手続きが必要となります。

まずは、単元未満株式について、どの銘柄をどれだけ持っているか整理、確認しました。
すると、母親の死亡の前に父親もお亡くなりになっており、父親名義の単元未満株式もあることが判明しました。
単元未満株式については以前から買取り請求をしたかったという意思を村山様はお持ちでしたので、相続の手続きと同時に買取りの請求をしてもらいたいとい相談を受けました。
そこで、父親、母親それぞれが所有していた単元未満株式を整理し、その単元未満株式を管理しているそれぞれの信託銀行へ電話連絡をしました。
被相続人名義の単元未満株式の名義変更と同時に買取請求ができるように、書類を村山様へ送付してもらうようにしました。

父親の死亡日は、平成11年で平成21年1月4日以前です。
平成21年1月4日以前に死亡された父親の手続きと、平成21年1月5日以降に死亡された母親の手続きとでは、一部書類が異なります。
これは、平成21年1月5日に株券の電子化がスタートしたことによります。
この日までに証券保管振替機構(『ほふり』と呼ばれています)に預託されなかった上場会社の株券について、株主の権利を守るため、発行会社の申出により信託銀行などの金融機関に特別口座と呼ばれる口座を開設されます。
平成21年1月4日以前に亡くなられていた場合には、特別口座が開設されていませんので、特別口座開設の請求書を提出し、特別口座を開設した上で、買取請求を行うということになります。
以上のことを確認し、書類も届き、無事に名義変更と買取請求をすることができました。

必要書類(書類の名称は信託銀行によって異なる場合があります)
・戸籍謄本一式
・印鑑証明書
・相続手続依頼書
・特別口座開設請求書(失念救済請求書)(平成21年1月4日以前死亡の場合)
・相続による未受領配当金振込指定書
・株主票

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