355、養子縁組の落とし穴

2022年06月13日

(前提条件)
被相続人はAさん
①AさんとBさんはご夫婦で子供がいない。
②Aさんの弟であるCさんはAさんよりも先に亡くなっている。
③CさんとDさんの子Eさんの夫FさんがCさんとDさんと養子縁組をしていた。
④Cさんの死亡後、EさんとFさんが離婚しており、その時にDさんと離縁をしている。
 (FさんはEさんとの離婚時において、Dさんのみと離縁)
                    
Aさんが不慮の事故で亡くなってしまいました。相続人は配偶者であるBさんとAさんの弟であるCさんになり、今回の場合は、Cさんも高齢のために既に亡くなっていました。
そのためにCさんの長女であるEさんが代襲相続で相続人となり、そのEさんは過去に婚姻して、その時の夫であるFさんがCさんとDさんとの間で養子縁組をしていました。

ここまではよくある養子縁組の話ではありますが、今日に至る間にCさんが高齢のために亡くなり、また、EさんとFさんの夫婦関係が悪化して離婚してしまっていました。
この時、夫婦間の離婚届と共に養子縁組の解除として離縁の届けをしましたが、Cさんが既に亡くなっているためにDさんとのみの離縁の届け出をしていました。
すなわちCさんとFさんの親子関係は続いているので、Aさんの相続においては、EさんとFさんがCさんの代襲相続で相続人となってしまいました。

今回のケースでは、Fさんは被相続人Aさんの相続人となってしまうので、相続手続きにFさんのご協力がなければ進みませんでした。
幸い、すべての事情を説明して、Aさんの相続においてFさんに快く協力していただくことができ、手続も無事終了しましたが、EさんとFさんが離婚されていることを考えると、人間関係が良好でない場合が想定できます。

このような場合には、既に亡くなっている方との死後離縁という手続きがあるので、万一同じような状況になられた方は、これらの手続きがあるということを考えて、離縁すべき場合にはすみやかに手続きをすることを検討してもらいたいです。

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