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相続コラム

2026/04/27 相談事例

後妻の苦労

依頼者は、ご主人Aさんを亡くされた後妻Yさんです。

 ご主人Aさんの財産には、自宅とアパートがありましたが、預貯金は、長い間療養生活をされていたためほとんど残っていませんでした。

 自宅とアパートは、ご主人Aさんと前妻Bさんとその間にできた子Cさんの3人の共有名義で、持分は1/3ずつとなっていました。

 子Cさんは、ご主人Aさんと前妻Bさんが婚姻中であった時に、10代という若さで他界されていました。また前妻Bさんも子Cさんの後を追うように亡くなられていました。

 そして前妻Bさんが亡くなった時には前妻Bさんの父Dさんが存命でしたが、やがて父Dさんも亡くなり、現在、前妻の財産を相続できるのは、妹Eさんと弟Fさんとなっています。

 また、ご主人Aさんの相続人はYさんとAさんの兄弟3人と長兄の子二人です。

 

 今回の被相続人であるご主人Aさんが、前妻Bさんが亡くなられた時に手続きを怠った為に、後妻Yさんが何の面識もなく、親族でもない前妻Bさんの兄弟と遺産分割協議をしなくてはならなくなりました。

 また、ご主人Aさんが遺言書を残しておけば、ご主人Aさんの兄弟や甥姪との遺産分割協議をせずにすみました。

 幸い後妻Yさんは、ご主人Aさんの弟Gさんとは日頃から親しく付き合いがあり、その方が他の兄弟甥姪をとりまとめて、後妻Yさんがご主人Aさんの全ての財産を相続することで話をまとめてくれました。

 しかし、前妻Bさんご兄弟に関しては、妹Eさんは話に応じてくれましたが、弟Fさんが話に応じてくれませんでした。結局、遺産分割が難航し、裁判所での調停へとなりました。

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