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相続コラム

2026/01/13 相談事例

財産を返してください。

確定申告時期の2月のことでした。グループ会社の税理士法人のお客様の依頼で「おばさんが亡くなったので、相続手続をしてほしい」とのことでした。

 

 状況は、疎遠になっているおばさんにはお子さんがなく、Aさんを含むご兄弟が相続人でした。しかし、被相続人を介護していたのは、おばさんの母方の遠い親戚にあたるB家でした。遺言書がなかったため、A家側が相続することになりました。B家としては、財産管理や介護もしていたため、Aさんに「財産を返してほしい」と主張しました。Aさんも、ずっと疎遠だったし、介護もしてもらっていたので、財産を半分譲るとのことでB家と合意してから相談に来られました。

 

 初回打ち合わせで、A家側に相続登記してから、B家に財産を半分贈与することになりました。

 その後、財産目録作成のため各機関に照会を依頼しました。しかし被相続人の生活拠点が仙台で、余生の少ない時間だけ青森で過ごしていましたので、財産も仙台に集中しており大変時間がかかりました。

 

 財産目録作成後、財産を分割することについて、負債をどこまで認識するか両者で数度意見が食い違いましたが、ようやく両者が合意し、相続登記をしてから贈与する手続きを終えました。

 

 

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