364、抵当権は自動的に外れるんでしょう?

2022年9月5日

М子さんが、お嬢さんのY美さんと無料相談に来られたのは、ご主人を亡くされて1週間たった頃でした。「何をしたらよいのか、全く見当がつかず…」と話されたМ子さんもY美さんも、困惑気味で右往左往しているご様子が見てとれました。

無料相談を行う中で、相続放棄、準確定申告の必要は無く、相続税申告の対象でも無い事が判明しましたので、「期限の有る手続は無いので、ゆっくり進めましょう。」とお話しすると、お二人とも安堵の表情を浮かべられました。

ご主人契約の住宅ローンが残っていますが、団信に加入されているので、借入先の金融機関を通じて手続する事と、抵当権抹消の手続も必要な事をお話ししました。

すると、キョトンとした顔をされ、「ローン完済となったら、抵当権も自動的に外れるでしょう?」とM子さんがおっしゃったので、抵当権抹消についての説明も無料相談の中でさせていただきました。

相続人は、M子さん、Y美さん、M子さんの息子のK介さんの3名だけでした。銀行預金の解約手続などスムーズに進みました。住宅ローンも完済となり、不動産の名義変更と抵当権抹消手続きを一緒に行う段階となりましたが、「住宅ローンを組んでいた金融機関から抹消に必要な書類が、いつまで待っても届かない。」との連絡があったとM子さんから連絡がありました。

金融機関の担当者から、「相続手続を依頼している所に、抹消手続も依頼すると良いですよ。」と言われている事をM子さんからお聞きしていたので、『届くのが遅すぎるのでは…?』と不思議に思いました。M子さんは、「“抹消に必要な書類”を見たことが無いので、届いていても判らないのかもしれない…」と不安そうでしたので、M子さん宅へ赴き、届いている郵便物を確認させていただきました。 しかし、M子さんがおっしゃる通り、書類は有りませんでした。

そこで、金融機関の担当者へ電話を掛け確認したところ、「住宅ローン完済の通知ハガキに、抵当権抹消に必要な書類を取りに来行してください。と記載しました。」とのお返事でした。

M子さんは、ハガキを“完済の連絡だけ”と思い込んでいたので、よく読まれていなかったのです。

ほどなくして、不動産の名義変更および抵当権の抹消が終わり、手続は完了しました。

M子さんから、「わからない事ばかりだったが、無事に終わりほっとしました。ありがとう」とお礼の言葉をいただきましたが、『私達には、分かっている事でも相続人の方にとっては分からず不安になるものなのだ。』と、改めて思う一件でした。

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