369、もし養子縁組していなければ・・・

2022年10月17日

義母が亡くなったとの事で、矢澤さん(仮名)から問い合わせをいただきました。

お話を伺うと、矢澤さんは旦那さんの実家に嫁ぎましたが、旦那さんが5年前にお亡くなり、その後は旦那さんの実家で義母と二人暮らしとなりました。義母はもともと病気をわずらっていたので、矢澤さんが面倒を見ていましたが先日、お亡くなりになれたとの事でした。

矢澤さんの話では義父は既に亡くなっており、矢澤さんの旦那さんには姉と妹がいますが二人とも遠方に嫁いでいるとの事。ちなみに矢澤さんと旦那さんにお子さんはいませんでした。

今回の相談で矢澤さんが一番心配されていたのが、旦那さんの姉と妹に「自宅の土地と家屋を売却したいから矢澤さんに家から出て行って欲しい」と言われたけど、どうすれば良いかという事でした。

まずは当社の方で、相続人と不動産の調査を行いました。

戸籍を確認すると矢澤さんのお話の通り、義父は既に亡くなっており、子供は長男(矢澤さんの旦那さん)と長女と二女。そして、義母と矢澤さんは養子縁組をしておられました。義母名義の不動産は、矢澤さんが住んでいた自宅の家屋と土地でした。

矢澤さんに、義母の相続人が旦那さんの姉・妹と矢澤さんの3人であるため3人で遺産分割協議を行わなければならない事、不動産の名義は義母名義になっている事をお伝えし、3人で話し合いをしてもらうようにしました。

数日後に、矢澤さんから遺産分割協議が終わったとのご連絡をいただきました。

義母の財産は自宅の土地・家屋(合計評価額約500万)と預金1,000万円がありました。話し合いの結果、法定相続分で分割する事となり、矢澤さんは自宅の土地・家屋、旦那さんの姉は預金500万、旦那さんの妹は預金500万を相続する事となりました。

今回のケースでは義母と矢澤さんが養子縁組をしていたため、矢澤さんは今まで住んでいた自宅に住み続ける事ができましたが、もし養子縁組をしていなければ、おそらく住む家がなくなっていたと思います。矢澤さん自身も「養子縁組しておいたお蔭で、今の自宅に住み続けられる」と言っていました。

養子縁組をするメリット・デメリットともにありますが、お嫁さんやお婿さんなど血縁関係がない人に相続させたい場合は、よく検討したうえで養子縁組という方法を選択することも有効な手段の一つだという事を改めて学ばせていただいた事例でした。

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