374、娘にもっと相続させたい

2022年11月21日

ご主人を亡くされたAさんから、相続手続きのご相談がありました。
相続人は、Aさんと高校生の一人娘のお二人。
ご主人は、病気で急逝されたので、遺言はありません。
娘さんが未成年者なので、家裁に特別代理人の申し立てをしないといけないことを説明し、その際、娘さんの法定相続分を確保した内容の遺産分割協議書案を添付する旨説明し、Aさんも了解しました。

分割対象財産は、自宅と預貯金併せて2,000万円程度、他受取人がAさんになっている生命保険と死亡退職金が5,600万円ありました。
1,000万円を娘さんの相続分とする協議内容で、問題ないことを伝えたのですが、Aさんは納得しませんでした。生命保険等は、ご主人が娘のためにと残したものなので、3,000万円は娘に相続させたいと譲りません。

「生命保険が持ち戻しの対象になる?ならない?…最高裁の判例にそんなのあったなぁ…でも普通、もらえない相続人が持ち戻せと言うんじゃないの?…今回は受け取った方が言ってる…」
頭の中でグルグル考えた挙句、判例と一緒にAさんが娘さんに支払う代償金含め、娘さんが計4,000万円分相続する協議書案と上申書を家裁に提出してもらいました。
結果、Aさんの望み通りの分割ができました。

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